学習記録:12月24日(月):【我が家流】家具をお迎えする技術
これは 俺のインプットアウトプット記録 Advent Calendar 2018 の24日目のエントリーです。
クリスマスイブでした。僕は常々「生活と仕事を融合する」ことを人生のテーマにして生きていると明言してます。なので、クリスマスイブの出来事も重要なインプットだし、それは生き方のアウトプットでは?と思ったりしてます。
と思ったんですけど、今日はその前々日に行った 家具を選ぶ技術 的なエントリーにしてみようかな、と思って書いてみます。
エンジニアとしての技術的なインプットは、書籍を読んだり仕事をフリーランスとしての進めたりで必ずあるし、そこで書き留めたメモや手順、やりとりの全てがインプットであり、書き留める行動そのものがアウトプットではありますが、今日は個人的に語りたいポエムっていうかおうちでの出来事があったんで、それを綴るって意味もあります。
家具を選ぶ
12月22日(土)、レンタカーをタイムズカーシェアで借りてサクッとお出かけしました。
どうでもいいですけど、タイムズカーシェア、マジ便利。
タイムズカーシェアを使う理由
唐突ですけど語ります。
メリット
- 保険は都度300円
- 対人も通常の保険と変わらないはず
- 車両保険がついてる
- 例えば自分ちの壁にこすって車を破損しても
- 保険でまかなってくれる(実話)
- 6時間で約4000円
- 週末ドライバーとしてはお手軽価格
- 延長もお手軽
- 駐車場代、ガソリン代、税金などかからない
- 週に4000円と考える
- 月額20000円
- 年額24万円
- ローン、ガソリン、駐車場、税金、その他維持費を考えると
- 負担と気軽さが半端じゃない
- 洗わなくていい
- 扱ってる場所が多い
- 最近は住宅街のど真ん中でもたくさんある
- うちは5箇所の駐車場から選べる
- 車種もコンパクトからステーションワゴンまで(場所による)
- 結構近いので、自分ちの駐車場感覚
- 数が多いので、急な予約でも大抵使える
- 休前日、休日は利用率が高いけど
- 候補が8〜10台だとどれかは必ず空いてる
- 7月からほぼ毎週乗ってるけど空いてなかったことがない
デメリット
- 自分ちの駐車場に置き続けられない
- 返さなくちゃいけない
- カスタマイズできない
- 対物は保証してくれない
結論
デメリットよりメリットの方が圧倒的に勝ってます。今の所、車を購入する理由が全く見当たりません。自宅にガレージあるけど、ここは遊び場として使うことになりそうです。
家具の選びかた
我が家は今年の夏に引っ越しまして、いわゆる一戸建てを購入しました。でもまだまだ片付かないんですよこれが!
あのね、一戸建てって。なまじ自分のものであるがゆえに。
おいそれと家具を決められないんですよね。
思い入れがある、 この子ならうちにお迎えしたい、と思える場合にしか買えない んです。
それは僕と奥さんと子供の思いがマッチしてるからかもしれませんけど、 生活する中で毎日見て使う 子たち。
やっぱり この子と一緒に成長したいなって思う家具を選びたい んです。
んで、子供は英語のDVDやアニメ、教育用の映像などをDVDで見るわけです。一般的なTV番組は全然見ない我が家でも、映像を鑑賞するエリアは重要。
その見る、そしてその周りの環境は生活であり、妥協したくない。
要するにTVラックをどうするかでここ4ヶ月ほど悩んでました。
TVラック購入に到るまで
技術っぽく書くと、こんな感じかな。
- なんどもテスト
- リビングのレイアウトを変更
- TVラックが置かれるスペースを検討
- 壁面収納の要・不要
- 見通しの良し悪し(ラックに柱があるか、上部は壁に固定か)
- 吊り下げ戸棚の検討
- TVラック周りの見通しの良さは、床に置くだけのものが最強
- なぜなら視界を邪魔する柱がないから
- メタルラックなどのどんなに細いものも視界を邪魔する
- 視界だけじゃなく、部屋の見通しに大きく影響する
- 最終的に住み心地に関わる
- 今までメタルラック上部に収納していたものをどうする
- 壁に固定する吊り下げ戸棚で解決することを検討
- 寸法、モック(適当な箱)でのシミュレーション
- 結果から、ホームセンターのDIYコーナーでの相談
- 棚じゃなく、TV上部に壁に棚板が1枚置ければいいという結論
- そこには基本的にお雛様(段々になってないやつ)を設置
- 住みやすさの原則:高いものは置かない
- 最低でも、自分の胸以上の高さの家具は置かない
- できれば腰まで(テーブルまで)
- 圧迫感は家具屋さんでは完全に体験できない
- タンスも腰まで
- 背丈以上のものは、書斎の本棚と、キッチン周りだけ
- 食器棚、冷蔵庫、レンジ周り
とりあえず言えるのは、腰以上の家具を置くと圧迫感がすごいです。 床に座って快適かどうか。そこから始めるのをガチでお勧め します。
とにかくなんども計測
寸法だけでは、空間を計測したに過ぎません。実際の圧迫感や、生活してみての実感は皆無 と言っていいです。
ゆえに、そこにその寸法のものを置いたらどうなるか、を色々試しました。
- メタルラックを流用
- 既存のメタルラックに布をかぶせ、同じような大きさの物体を作る
- それを設置予定場所に置く
- 実際にダイニングテーブルやソファから見る
- 第一印象を最優先する
- 頭上にものがあることを徹底検証
- 圧迫感だけじゃない
- 出し入れする場合の導線を考える
- 同じく、労力を考える
- 人は必ず老いるので、10年先を見据える
- 地震がきたら?を念頭に置き、壁にきっちり固定可能か考慮
- 壁に固定するものが重すぎると壁ごと倒れるので一応考慮
- 少なくとも3軒の家具屋さんを訪問
1つの家具を買う場合も、うちは基本的にこれだけのことをやってます。結果として、 一度も失敗してませんし、100%満足できてます。
そして購入
そして、結局は近場で一番購入することの多い家具屋さんで見つけたTVラックを購入しました。最初に「あ、いいなこれ」って思ったんですけど、5回行って毎回見て、いいねーこれー、って言い続けた結果でもあります。
ソファもそうだし、ダイニングテーブルもそうだし、食器棚も、寝室のタンスも、子供のランドセルラックも。
思い返して見れば、同じ感じで購入してます。
値段も使い勝手も第一印象もシミュレーションも。絶対に妥協しない、を続けた結果 、我が家は全てに置いて満足できていて、あーここで暮らしてよかったなーって思えています。
そんなわけで、床に置くだけのTVラックですけど、ウォールナットでできた九州から直送の気に入った家具をお迎えすることとなりました。
届くのは年明けですが、今から楽しみです。
我が家の家具は家族
ものには九十九神が宿ると言われます。僕も奥さんもそれを信じています。 愛すれば、共に長く暮らせば、それは生活の、命の一部となる。
そんなことを信じてるんですよね。
なので、今までやってきた家具たちも、これからやってくる家具たちも。みんな家族なんです。
お迎えした際は必ず、奥さんと僕として綺麗に乾拭きし、そのあと満足げに撫でつつ、最後は子供が上に乗るなり中に入るなりして「これからよろしくね」って言ってたりします。
これから宿るであろう年月。一緒に行こうね 、って感じです。
我が家流、家具を選ぶ技術
完全に我が家独特の世界観で選んでるとは思います。が、住居も第一印象に勝るものはなかったし、なんども引っ越しして、家を購入して、その思いは変わらないです。
そして、その中で毎日使うもの。そのさきに引っ越したところで使うものでもありますし、うちの場合は「いずれ一戸建てを買う」ことは決定事項でもあったので、そこまで見据えて選んできました。
結果として、 全てが愛すべき我が家の一員だし、今でもこの子たちに囲まれて生活して います。
あと、うちでは間に合わせの家具を一度も買ったことないんですよね。ちょっとした折りたたみの座卓だったとしても、材質や色、大きさは徹底してこだわってきました。
それがたとえ3000円とかの合板の家具だったとしても。
で、同じことが電化製品にも言えるし、ちょっとした隙間収納にも言えます。
空間、過ごしやすさ、第一印象、シミュレーション。
これらを大事にして、少しでも快適な住環境を作っていければなって思っています。
我が家にとっては、たとえ1万円以下のお買い物も何かをお迎えする大事な決断なんですよね。
なので、可能な限りのことはやるし、できるだけ家族全員で吟味して決定してます。小さい子の判断も侮れないもんです。
これからも、本棚だったり、キッチン周りだったり、学習机、洗濯機周り、決めることも購入すること(常に財布と相談ですけど)も、まだまだあります。
けれど。それは全部新しい家族を迎えるためのワクワクでもあります。
今後もあったかく過ごすことを考えて、我が家の九十九神たちをお迎えできればいいなーって思います。
インフラの寿命は長いんだぞ?