ものを作るとはどういうことか考える -誰のためのデザイン?-
Goodpatchメンバーに聞いた!UIデザインを知りたい人へのおすすめ本13選
こちらの記事を読みました。
- 誰のためのデザイン?
見た目の良いものを作る職業ではなく、使い手(ユーザー)を思いやった設計をする
この記述から、僕が日頃思っていることを書いてみます。 他の項目はまだ読み込みと考察が足りないので、また今度。
ユーザー体験不足とデータの歪み
データと画面は写し鏡であって、ユーザーがどんなデータを求めているかが、そのまま画面に表れると常々思っています。
テーブル設計が歪だと、利用するパターンの洗い出しや想定、シミュレーションが不足していることになり、結果データは歪むことになります。 つまり、作り手がUXを体験していないということになるのだろう、と思っています。
歪みは負の遺産
作り手がUX不足だと、当然UIも歪みます。 UIが歪んでいくと、付随してデータが歪むだけでなく、同じかそれ以上にプログラムが歪むことになります。 こうなるともはや「負の遺産を製造」しているにすぎず、世の中に無駄を配信するに他ならないと感じています。
「要件」は神の啓示ではない
自社であろうと、お客さまであろうと。 要件とは神託ではなく、我々が共に作り、運用で共に歩むものだと思います。
ゆえに。 要件に対し、お客さんよりもその先のユーザーに、可能な限り真摯でありたいといつも思います。
求めているものと違うUIなど、お客さんにツラい体験をさせているだけ。 つまり「最悪なUX」の提供に他ならないのですから。
世の中に価値あるものを生み出すために
決して押し売りや自己満足であってはならない、といつも自分に言い聞かせています。 「誰のためのデザイン」かを、肝に銘じて、大事なところを妥協せずに行きたいです。